花も嵐もふみこえて

顔で笑って心で泣いて、オンナは辛いわあ・・・ プニの日常を綴ります

正欲

『正欲』朝井リョウ著
この作者さん、初めて読みましたが
すごく考えさせられました。

正欲
正欲
新潮社
Digital Ebook Purchas

衝撃的な内容でした。


LGBTQ
アセクシャル
ノンセクシャル
パンセクシャル
ポリアモリー
家庭や子供を持たない人生
結婚ではなく事実婚
同性婚
特殊性癖・・・


多様性を軽々しく口にしちゃいけない、そう思いました。
自分が知った気になっちゃいけない、そう思いました。


特殊性癖の中でも
小児性愛の性癖を持った方は
自分の欲をどう満たすのだろう・・
(本書とは関係ない素朴な疑問です)
(でも、冒頭での文で小児愛者の話かと思った)
犯罪と紙一重な性。
生まれ持っての性癖って自分のせいでもないし
(でもごめんなさい(__)小児性愛は私も嫌悪感を持つ側の人間です)
かといって
社会的にタブーとされる性癖の行く先が
『闇』しか思い浮かばないのも、虚しいなって。


そういうことを考えだしたら
世間が言うマイノリティに当てはまらない
主人公たちの
人間を対象としない性癖の方が
誰にも迷惑かけない分、堂々としてればいいのに
と思ってしまいました。


はい💧マジョリティ側の私の浅はかな考えです。



読み応えのあるずっしりと重いお話だったけど
なんか満足!
この作者の他の作品も読んでみたいです。(*´▽`*)

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