花も嵐もふみこえて

顔で笑って心で泣いて、オンナは辛いわあ・・・ プニの日常を綴ります

夜空に浮かぶ欠けた月たち

図書館で借りてきました。

夜空に浮かぶ欠けた月たち (角川書店単行本)
夜空に浮かぶ欠けた月たち (角川書店単行本)
KADOKAWA
Digital Ebook Purchas

東京の片隅、小さな二階建ての一軒家。庭に季節のハーブが植えられているここは、精神科医の夫・旬とカウンセラーの妻・さおりが営む「椎木(しいのき)メンタルクリニック」。キラキラした同級生に馴染めず学校に行けなくなってしまった女子大生、忘れっぽくて約束や締め切りを守れず苦しむサラリーマン、いつも重たい恋愛しかできない女性会社員、不妊治療を経て授かった娘をかわいいと思えない母親……。夫妻はさまざまな悩みを持つ患者にそっと寄り添い、支えていく。だが、夫妻にもある悲しい過去があって……。


心を患ってしまった人たちのお話。
一話一話、沁みます。
気が付けば、涙がポロポロ・・・


特に、一話目の大学生の女の子のお話が
娘と重なってしまい
きっと、娘もこんな風な感じで
学校へ行けなくなっちゃったんだろうな。
当時のやせ細って
無表情の娘の顔が浮かびました。



精神疾患を抱える人は
年々増えているはずだけど
精神科や心療内科へ行くのには勇気が必要。
人に知られちゃうと
まだ白い目でみられるのが現実だもん。


本の中でも
パニック障害になったお嫁さんを
お姑さんが責める場面があるんですけど
「そんな心の弱い人とだと知っていれば
息子と結婚させなかった」
「心の病気を持つ母親なんて
子供がかわいそう」
だとか・・・
酷いこと言うんです(>_<)
でも、世間の人の反応って
こんなもんなんだろうなって思います。



去年、娘が通院している心療内科の先生に
初めてお会いしたんです。
娘の状態を詳しく説明してもらいました。
後10年は親のサポートが必要と言われ
そんなに長くかかるのか!
とショックを隠せませんでした。


(◞‸◟ㆀ)


波がありますが
娘の表情や行動から
少しずつ少しずつ回復に向かっては
いると思います。


現状を受け入れて
前を向いて行きます。
私は娘のお母さんだもの
(`・∀・´)エッヘン!!


娘の為にも
自分の為にも
健康で元気でいなきゃいけませんね。
働けるまで働いて
娘が独立できるまで
支えてあげたいです。



~本文より抜粋
『人の心は回復する。どんなに時間がかかっても』
『回り道をしても、いつかどこかで挽回できる』

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