おいしいごはんが食べられますように
食にまつわる
ほのぼのとしたエッセイみたいな小説だと
思って本を開きました。
びっくりしました。
真逆じゃん(☉。☉)!
『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子(著)
- おいしいごはんが食べられますように
- 講談社
- Digital Ebook Purchas
なんか、イヤな感じのするお話しでしたけど
妙に頷いてしまう自分がいました。( ̄▽ ̄;)
人の心の中って
こんなもんかもしれない。
本音と建て前って誰でもあるじゃないですか?
うちの職場でも
お昼休みに誰か必ずお菓子を持ってくるんです。
おいしいですよ
私、お菓子大好きだし。
でも毎日配られると負担なんです。
複数の人が持ってきて
お菓子の山になる時もあり
こんなに頂いたら
私も何か用意して返さないと!
ってなるんで
面倒くさいんです。
気にしなくてもいいのよ
自分が食べたいから持ってくるだけなんだから
って、言うくせに
人のいないところでは
あの人は貰うばかりで持ってこない!
厚かましいよねって
ケチだの気が利かないだの・・・
┐(´д`)┌ヤレヤレ
そのうちに
皆が気を使わないように
お金を出し合ったらどうだろうか?
と言い出す人が・・・・
と、話がそれました( ̄▽ ̄;)
それが毎回手の込んだ手作りのお菓子だとしたら・・・
ゾッとするわっ
おいしいごはんは人に強要するものではない
大げさに褒めるのが共感力??
腹の探り合い?
配慮?
自分ファースト?
誰の味方?
一人で食べてもヨシ
大勢でワイワイ食べてもヨシ
総菜やカップ麺でもヨシ
栄養を考えた料理ならなおさらヨシ
だからといって無理する必要もナシ!!!
弱いは強い
強いは弱い
どの視点からでも苦しくなりました。
二谷さん、芦川さん、押尾さん。
私は、二谷さんが一番嫌い。
・・このまま結婚するの?
おいしいごはんとは裏腹に
胃と胸がムカムカしてしまった!
そんなお話。
でも、うなる作品。
おいしいごはん、食べられてますか?