推し、燃ゆ
図書館で宇佐美りんさんの『推し、燃ゆ』を借りてて
気が付けば返却日。( ̄▽ ̄;)
感想を備忘録しとかないと
気が済まないので
急いでUPです!
- 推し、燃ゆ
- 河出書房新社
- Digital Ebook Purchas
推しが炎上した。ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。
そんなある日、推しがファンを殴った。
読むほどにしんどい内容でした。
じゃあ読まなきゃいいんですけど
目が背けられない。
『くるまの娘』は息子を思い出し
この『推し、燃ゆ』は娘を思い胸が痛くなりました。
主人公ほどのめり込んでるわけではないけど
きっと娘も"推し”がないと生きていけないタイプ
いや、生きていくだろうけど
活力を見出せなくなっちゃうんじゃないかなって思うんです。
<病めるときも健やかなるときも推しを推す>と書き込んだ。
隣からいいねが飛んでくる。(本文抜粋)
あたしのスタンスは作品もまるごと解釈し続けることだった。
推しの見る世界を見たかった。(本文抜粋)
あたしは推しの存在を愛でること自体が幸せなわけで(本文抜粋)
推しを本気で追いかける。
推しをブログに残す。
全身全霊で打ち込めることが、あたしにもあるという事実を
推しが教えてくれた。(本文抜粋)
推しを推さないあたしはあたしじゃなかった。
推しのいない人生は余生だった。(本文抜粋)
なぜあたしは普通に、生活できないのだろう
人間の最低限度の生活が、ままならないのだろう。(本文抜粋)
文面からして主人公は発達障害か
もしくは精神疾患を患っている?・・・
だから、ままならない日常を送っていて
"推し”の存在で自分の価値を見出してる
感じ?でしょうか・・
推し活以外は学校も勉強もバイトも生活さえも
まともに出来ない主人公は
高校を中退してしまい
そんな彼女に両親は厳しく、働け!と自立を促す。
主人公を理解できない、理解しようとしない両親に
私、ちょっとイラっと来てしまいました。
なんで?
なんで向き合ってやらないの?
同じ様に学校を辞めた娘のこととダブって
苦しくなりました。
そして終盤
推しという背骨を失った主人公は
この先どうやって生きていくのでしょう?
ちょっと我に返った?現実が目に入った?
と思わせる文面に
這いつくばりながら
どうにか生きていける、と信じたい。
祈っています。
昼食後のデザート💗
夫にしては珍しく値引きシールが貼っていないものを
買って来てくれた!
私、ケーキ屋さんのショートケーキは苦手なんですけど
コレは美味しかった💗好き―💗
また買って来てくれないかな?
あー本返しに行くのが面倒です。
今から行くぅー?ಠ_ಠ
どこも出たくないよう
夕方にしよう・・・かな・・
( ≖_≖)ハァ・・・