花も嵐もふみこえて

顔で笑って心で泣いて、オンナは辛いわあ・・・ プニの日常を綴ります

私の遺言

久しぶりに図書館で本を借りてきました。
佐藤愛子さんの『私の遺言』


私の遺言(新潮文庫)
私の遺言(新潮文庫)
新潮社
Digital Ebook Purchas

北海道に山荘を建てたときからそれは始まった。屋根の上の足音、ラップ音、家具の移動をともなう様々な超常現象、激しい頭痛。私はあらゆる霊能者に相談してその原因を探った。そうせずにはいられなかった。やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁。霊界の実相を正しく伝えることが私に与えられた使命だったのか。
浄化のための30年に及ぶ苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ。


霊現象のお話です。
佐藤愛子さんご自身の体験談です。
祓っても祓っても憑いて祓い切れず
というより
憑いてるものが多すぎるし巨大すぎて
浄化もできない霊との戦いの物語。


この本を読む前に「こんなふうに死にたい」を読んでいて
ここで、事の始まりがふれてあって
発行年数を見てみると、
「こんなふうに死にたい」は1987年
「私の遺言」は2002年
解決するまで長きにわたって
ずっと霊と戦っておられたんだと考えると
震えが止まりませんでした。
実際著書を読んでトータルすると30年の歳月をかけて鎮まった。
壮絶です!

実は幽霊とか怪談話は私はとてもとてもとても苦手。

テレビの幽霊番組は絶対見ないし
ホラー映画なんてとんでもないっ!
この本も怖かったあああぁ(>_<)


怖いんだけどね
死後の世界に興味があって
その手の本を読みあさっています。


死んだら『無』になる
子供の頃、そう信じていました。
死んだら終わり。
じ・えんど
一般的にそう思っている人の方が多いですよね。


いつの頃か、死んだら魂が抜けだして天へ昇る。
肉体は借り物で、魂は永遠。
輪廻転生を信じるようになりました。
見えない世界の存在を信じるようになりました。
そういうことを考えるとワクワクします。
死ぬことが怖くなくなりました。
(幽霊は怖いけど( ̄▽ ̄;))


次はこの物語に出てくる
佐藤愛子さんの「血脈」を読んでみたいです。

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