赤と青とエスキース
今日は暑い日でしたね~
今夜は半袖で🍺飲んでます( ◜ω◝ )
さてさて
昨夜読み終えたばかりの一冊をご紹介。
『赤と青とエスキース』青山美智子(著)
- 赤と青とエスキース
- PHP研究所
- 本
メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画(エスキース)」。
日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく――。
二度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。
プロローグ
一章 金魚とカワセミ
二章 東京タワーとアーツ・センター
三章 トマトジュースとバタフライピー
四 章 赤鬼と青鬼
エピローグ
ちょっとオシャレな恋愛短編小説なのかな?
と思い、読み始めました。
ただの短編ではなく題名の
『エスキース』という一枚の絵画で
繋がっていくお話。
エスキースというのは
スケッチや下絵を意味するらしいです。
この物語の『エスキース』は『赤と青と』が
カギになってます。
『赤と青』で完成されるのです。
絵のこと美術芸術
全くわからない私ですが
目の前の絵画と対話してるような気分で
読んでました。
すごくすごく素敵なお話です!!!
特に、二章の東京タワーとアーツセンターがお気に入り。
額縁の縁(ふち)は縁(えん)て下り、スキ!
四章の赤鬼と青鬼も驚かされるけどね
あーでも、どの章もじんわりくる(//∇//*)
読後、ぽわゎ~んとしてしまいました。
しばらく、赤と青の色に
翻弄されそう・・
ミステリーでもないのに
仕掛けがたくさんあります(´∀`*)ウフフ
図書館から借りてきたけど、手元に欲しいな。
けど、まずはもう一度読み直します!
読み返したら、違う感動に
出会えそう(´ー`)
~本文より~
私たちは色を失くしたりしない。
色のない世界に私たちはいない。
そのときの自分が持つ色で、人生を描いていくのだ。
年をとるのも悪くないなっ(*´▽`*)