夜明けのすべて
優しさを求めて
久々に瀬尾まいこさんの本を手に取りました。
あったかいものを読みたいときは、この人ですね。
夜明けのすべて 瀬尾まいこ(著)
- 夜明けのすべて
- 水鈴社
- Digital Ebook Purchas
知ってる? 夜明けの直前が、一番暗いって。
職場の人たちの理解に助けられながらも、
月に一度のPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、
やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。
山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。
互いに友情も恋も感じてないけれど、
おせっかい者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、
相手を助けることはできるのではないかと思うようになる――。
人生は思っていたより厳しいけれど、救いだってそこら中にある。
暗闇に光が差し込む、温かな物語。
再生物語みたいなの、好きなんですよね、私。
パニック障害の主人公が
息子とダブって思い出されました。
息子の起立性調節障害は精神疾患ではないけど
パニックの症状とよく似ていてびっくり!
めまいや吐き気、頻脈、血圧低下
この気持ち悪さを何とかしてくれ!
って、息子がよく泣いていましたね。
何年か経ち、症状が落ち着いた頃
主人公みたいに今度は電車に乗れなくなって
通学手段に悩み
遠方受験するための交通手段にも悩み
いろいろあったな。。(>_<)
PMSとパニック障害
同種の悩みを抱えている主人公たち
病気にランクがあるのか?
との言葉にハッとさせられました。
病気になっちゃうと
自分の苦しみしか見えなくなってしまいます。
栗田金属の人々
みんな、温かいなあ。
私も、こんな職場で働きたいや(*´ω`*)
娘を雇ってくれないかしら?
息子の病気は治ったけど
娘が精神疾患を抱えています。
今は暗闇の中だけど
いつか光が差し込んで
夜が明ける日が必ず来る!!
よね?(´ー`)
次はコレを読むのだ⤵
『簿記』の本を尻目に現実逃避・・・
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ