花も嵐もふみこえて

顔で笑って心で泣いて、オンナは辛いわあ・・・ プニの日常を綴ります

すずかけ通り三丁目

私が小学生の頃は、夏休みに何回か登校日があって
戦争のお話や、スライド映画を観た記憶があります。
うちの子供たちの夏休みには登校日もなくて
戦争の勉強はなかったのかしら?
と、ふと思い出しました。
そういえば、子供たちの授業で『道徳』の科目も
なかったような気がするなあ。
それでも、まだ世界のどこかでは戦争、テロや紛争は続いている。
人間同士が血だらけになって争っている。
子供もお年寄りも関係なく、残虐に。


日本は平和でありがたいなって感じる。
今は、見えない敵、新型コロナウイルスと戦っているけれど・・・
世界中、異常気象も発生しているけれど・・・。



終戦記念日になると静かに聴きたくなります。


教科書にも出てきた
あまんきみこさんの『車のいろは空のいろ』
タクシー運転手の松井さんが乗せる
不思議なお客さんたちのお話し。



すずかけ通り三丁目 谷山浩子


何気ない町の角を ふとまがったら
そこはまるで 静かな夢
けむるような 陽射しの中で


突然 思い出してしまった
朝のにおい 水の音
突然 よみがえる あの頃の
しあわせな あの子と私


思い出は 眠っている心の奥に
だけど きょうはたずねてきた
時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家


突然 思い出してしまった
雨のやさしさ 雲の色
かすかな 記憶のかたすみに
風の中 あの子の瞳


思い出は 眠っている心の奥に
だけど きょうはたずねてきた
時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家

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