花も嵐もふみこえて

顔で笑って心で泣いて、オンナは辛いわあ・・・ プニの日常を綴ります

命日に思ふ

今日は父の命日です。
去年三回忌をしました。
今年は銘々でお墓参りだけしようと
兄と話していました。


実家に行ってお仏壇にお線香をあげ
お饅頭とエビスビール(奮発したよ(*゚▽゚*))をお供えしました。
お供えしたお饅頭は
よく父が仕事の寄り合いで貰ってきた包みを再現したつもりのお菓子詰め。
少し酔った父がその包みのまま
プニちゃ~んお土産だよ~
といつも私にくれた思い出のお饅頭( ;∀;)
お墓には父がよく飲んでいた『いいちこ』を持って行きました。


期待はしてなかったけど
お仏壇はお花とお水だけで、他には何もお供えしてなかった。


母はいつもそう
仏壇には、お水だけ。
たまにお花。
でも、命日ですよ?
まだ亡くなって3年です。


普段実家に行くと
お父さん来たよ~って
まず仏壇に挨拶するんだけど
お線香も火事になるからつけないで!
と止められます。
お線香って、亡くなった人には最高のご馳走だって聞くけど
母があまりにもうるさいので、いつの間にか私も諦めてしまいました。
あ、ごめんお父さん


母は、寂しい寂しいと言うけど
父の死を悲しむ、と言うより
独りになった自分を悲しんでるように思えます。



結婚してから、母は私にずっと
あんたはもう嫁に行った立場なのだから
あんたはもうよその人間
みたいなことをさんざん言われ続けてきました。
財産も、兄には家を建ててあげたので
嫁に行った私にはその半分のお金をくれる、と。
でもそれ以上はあげられないわよ!と。
あなたはうちの人間ではないから。


けど父の死に間際に
私にも兄と同じだけのお金を渡すように遺言を残してくれました。
兄妹で不公平がないように、との配慮でした。


なのになのに、母は
「お母さんにもこれからの生活があるの!プニちゃん、あげた分のお金半分返して」
と、信じられないことを言ってきて
父が私に残してくれたお金ですよ!!


まさか遺産を値切られるとは思いもよりませんでした。
「もともとはその額だったでしょ?」
父の遺言は無視?ですか?
ああ、実の母なのに嘆かわしい(ノ_-。)


そして後で知った話ですが値切った分の私のお金の一部を
兄にこっそり渡したそうな( ̄▼ ̄|||)


母はこれから自分の面倒を見てもらわなければならない兄に
媚びを売ったんですね。
兄は私のお金だったって知らなかったんだと思います。



骨肉の相続争いなんてよく聞くじゃないですか?
私は兄が大好きですし
いやな母だけどお金のことでもめたくありません。
突然一人になった母が不安に思うのは当然だし。
遺産は私が稼いだお金でもないですしね。
そもそも、憎しみ合うほどの額でもない・・
あ、ごめんお父さん


でも、そのお金があったら
息子の大学資金や娘の援助も、もう少し楽だったろうにな
と、ふとした瞬間に思い、悔んだりします。
私も人間ですからね!
お金がほしいと欲だらけですもの。


でもでも、そんな欲より
母のようには絶対なりたくないという
プライドの方が上なのです。


「お母さんの貯金がなくなったら
お兄ちゃんとプニちゃんが生活費出してくれるわよね?」
ってこうですよ?
お金に無心な母親に呆れます。
どこまでもどこまでも欲深い・・┐(´д`)┌


私は嫁に行った身では?
と、突っぱねてもいいかしら?( 一一)



こんな母ですから
やっぱり好きなれないし、優しくなれない。


ああ~
父の命日に。
下品なことを書いてしまいました。


でも、こんな生々しいこと
誰にも吐き出せないし。


許してね、お父さん。

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