花も嵐もふみこえて

顔で笑って心で泣いて、オンナは辛いわあ・・・ プニの日常を綴ります

息子の悩み

念願の大学生になった息子。
初めての一人暮らし。
実家を離れる前からホームシックにかかり
前の晩は不安と寂しさで眠れず
家を出て行く時は涙涙だったらしい。
(私はその時娘の方の引っ越しで不在)
寂しがり屋なのだ。
(娘とは正反対!)
それでも
コロナで大学生活を邪魔にされながらも
日々の暮らしに感謝しながら生活している様子。


大学の前期は学校に行けず
当然友達もできず
知り合いもいないので
全くの一人ぼっちに耐えられず
よく電話がかかってきました。
(今もよくかけてくるけど(;´∀`))


後期になり
週に1~2回の対面授業で
ぼちぼち友達が出来喜んでいましたが
出来たら出来たで
人間関係で悩む・・・


遊びに行こうぜー
としょっちゅう誘われるらしいが
これが困ると(;´∀`)


友達にあちこち連れられて行く先々で
都会の騒々しさを知り
自分の育った環境とのギャップの大きさに戸惑い
いちいち驚く息子に
いちいち友達に呆れられ
凹んでしまう息子。


息子 スタバに初めて行ったよ!
私  コーヒー飲めないでしょ?
   何飲んだの?
息子 イチゴフラペチーノ?
   すげー甘くて気持ち悪くなった
私  (゚×゚*)プッ
   ジュースも嫌いでしょ?
息子 何頼んでいいのかわからなかったんだよー
   今も吐きそうだよ~
   値段も高いし、もう行かねー


そもそも今の息子に『遊びに行く』という概念がない。
今は普通に生活できていることで満足しているから。
学校に行けること、課題をこなすことさえ、すべてが楽しい。
友達と過ごすこと、たわいない会話も楽しい。


通信制の高校生活は体調も万全ではなかったので
通うことで精一杯(週1~2日の登校だったのに)
楽しむ余裕もなかった。
友達を作るどころではなかった。
なので、病気で失われたものを取り戻せて
今はそれが嬉しくて仕方ないのだ。
だから、都会へ出てきたからと言って
別段どこかへ遊びに行きたい!
と、言うわけでもないらしい。


そのことを友達に言うと
「それはおかしい!」
「大学生になったんだから、もっと遊ぼう!」
「彼女も欲しいでしょ?」
欲がないなあ・・とシラーとされる。
お金が続かないよ、と言うと
だからバイトするんだよ
と返されるが
まだ今の息子にはバイトする体力はない。
起立性調節障害の回復した子たちは、皆そう
だいたい、それにつまずいている。
とにかく疲れやすいのだ。
普通の若者のような体力が
なかなか取り戻せないで苦しんでいる。


だから、息子も
バイトはしたいけれど
ここで無理をすると
また健康を害するんじゃないかと恐れている。
やっと、ここまでこれたのに。
ここで体調を崩すわけにはいかないと。


こういう思いは当事者でないとわからない。
別に、病気に限らず
家の事情とか、それぞれの事情は
当事者でないとわからない。
そういう理解を得ようとすること自体に
無理があるのかもしれないけど。


コロナの感染者が増えてきて
周囲の危機感があまりないのも困惑している。
(若者ってこんなものなの?)
コロナになって体調を崩してしまうことを
息子は最も恐れている。
恐れているからこそ、実家にも一度も帰っていないし
正月もどうしようか?と考えている。
のに
のに
「どっか食べにいこーぜー」
と無邪気に誘われる。
なぜだ?
コロナが怖くねーのかああああ
僕はどうしたらいいんだあああ
と、日々悩んでいる模様・・・

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