花も嵐もふみこえて

顔で笑って心で泣いて、オンナは辛いわあ・・・ プニの日常を綴ります

過干渉の親2

昨日の続きです。


平和そうに見えるうちの家族。
私は義父母と同居しているけど
特に喧嘩もせず結構仲良く暮らしています。
それは、嫁姑でお互いが気を使って生活しているからだと思っています。
(実家の母には愛想する必要もないのでだからうまくいかない。)
けど、子供に関することでは困ることもしばしば。


娘が中学生のころ
「テスト勉強をするから図書館寄ってから帰るね
遅くなるけど心配しないで」
と言ったところ
義父母が女の子一人で暗い道を帰ってくるのは心配だ
と言って二人で迎えに行ったんです。
図書館の閉館は6時半まで。
家から自転車でたった5分の所です。
娘、迎えに来られてすごく嫌だったようで怒って帰ってきました。
娘が嫌がったので
次は母親であるアンタが迎えに行きなさいと、
義母が言うので「娘が嫌がるから駄目よ」というと
「なんかあったらアンタのせいよ!」と厳しい口調で言うので
私もそこまで言われたら行かざる負えなくて
迎えに行きました。
娘はしょんぼりしていました。
そして、もう図書館では勉強しなくなりました。


娘に逢いに行った夜
ああ、あんなこともあった
こんなこともあったと
二人でしみじみ話をしました。
出てくる出てくる過保護な話・・・


「私はこういう環境で育って、今の私があるの。
だから、こんな風なの。
だから、実家に帰りたくないし、一人で考えたいの」


私、納得してしまいました。
ああそうか
家族に守られているようでいて
管理されてるような生活に
娘はずっとずっと葛藤してきたのね
これは、私の責任でもあります。


夫と義母はよく似ています。
子供を愛するあまり過剰に心配してしまう。
それは異常なほど。
私は夫が怖くて
子供のためによくない、私はこう育てたい
と思っても
夫に逆らってまでは口答えできず
義母に関しても
家庭内の雰囲気が悪くなったら困ると思って従ってしまう。
家庭平和のためと自分の都合の良いように理屈をつけて
楽な方を選んでいました。
弱い母親ですね。
子供を守らず自分を守ってる。
子供のために戦えばよかった。
後悔しかありません。
自分が情けない(ノ_-。)


「ごめんね」
と娘に謝りました。
娘を解放してやることが
今の私の役目だと思いました。


結局、この間のカウンセリングでわかったことですが
鍼灸師を目指したのも夫の誘導ですね。
夫が東洋医学や鍼灸に興味があり
自分が若ければやってみたい
だから、それを娘に託してる節があるのです
(息子に関してでもそうですが)
娘が中学の時もそう
「公務員になるから○○高に進学する」
と言うので
えっ?公務員になりたいの?って聞いたら
お父さんに勧められたって(-_-;)
後で知りました。
あー
もう!
って感じです。


諸悪の根源は夫?


もちろん、夫は娘の愛ゆえのこと。
それが仇になるとは知らない行為。


辛いですね、親って。
虐待する親もいるというのに
その逆の親も同等。


そして娘も
人のせいにばかりしないで
自分の選択を自分で責任を取るってことを
自覚していかなければ
前には進めないんじゃないかな?
って思ってます。


最近、眠れないと言うので
カウンセリングの先生から
心療内科を紹介してもらったようです。
私も付いて行きたかったですが
「一人で行く」
と言うので、娘の意思を尊重したいと思います。
夫もカウンセリングの先生にいろいろ注意を受けたので(笑)
何も言いません。
(夫もついて行きたかったみたい(笑))


高校生の時に発症した起立性調節障害という病気の時は
治療に関して親が主導でしたが
娘も来年は二十歳。
自分の管理は自分で。
これが自立への一歩。
助けが必要な時に親がサポートしてやればいい。
境界線を張ってやらねば娘は前進できませんから。
親も我慢です。


親離れ、子離れ。
可愛いだけでは子供は育たない。
難しいです。
親も親自身の人生を歩まなければなりませんね。

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