花も嵐もふみこえて

顔で笑って心で泣いて、オンナは辛いわあ・・・ プニの日常を綴ります

柳の風、さ2

昨日、今年最後のミーティングがあった。


ミーティング後
私だけ個別に呼ばれた。
入って数カ月のHについて、どう思っているか?
尋ねられた。


Hの目に余る言動に不快に感じていないか?
腹を立てていないか?
傷ついていないか?


本社が私を気に掛けてくれるなんて珍しい。( 一一)
ちょっと感動・・・
しませんでした💧


なんだろ、上司の言動さえこそ
白々しく感じる。
ささくれている私。( ̄▽ ̄;)


これまでの長い年月の経緯を思えば
素直に受け止められず。


どーせFの差し金でしょ?


裏があると
ねじ曲がったことしか考えられず。


案の定、今朝のFとHとの会話で
上司の思惑は読み取れた。
詳しいことは省きます・・



┐(´д`)┌




【cover】人生は一本の長い煙草のようなもの/谷山浩子【涅杜キョウ】



10年前勤めいていたパート先の方々に
同居の秘訣を聞かれ
「諦めること」
と、すかさず答えた私。


いつから諦めることを覚えたのか?


子供のころ、欲しいものが欲しいと言えなかった。
買ってもらえないとわかっていたから。


たくさんの友達がいたけど親友はいなかった。
本心を言えなかったから。


6年も好きだった男の子にも告白できなかった。
自信がなかったから。



若い頃、退屈だった。
仕事は忙しかったけど手ごたえもなく
打ち込めるものもなく
時間だけが過ぎて行って
このまま
ぼんやりしたまま年をとって行くんじゃないかって
不安だったし、怖かった。


挑戦もせず、諦めるばかりだった。


結婚したら
ぼんやりする暇もなく今度は時間に追われて。


時間との戦いが始まり
生活に追われ
妻と嫁と母親という
新しい名称を与えられ
自由を縛られたけど
私は、違う自分を発見することができた。
新しい世界の始まりでもあった。



諦めは、そう悪いことでもないような気もする。
諦め、ではなく
揺れる柳の木のように
人生という風に身を任せているのだと考えれば
素晴らしい。



柳に風。
そんな風に生きていけたらいい。



抵抗するばかりでは疲れてしまう。
FとHに振り回されないように。
がむしゃらも、もう似合う年ではない。


成り行きを穏やかに傍観できるほど
自分に余裕が持てたらいいな。


うん、来年の目標!

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